監視操作端末の操作

起動方法
  1. 監視操作端末は、スタートメニューの「MaitouAPC端末 verX.X.X」フォルダにある MaitouAPC端末-X.X.X を実行すると起動します。
停止方法
  1. ウィンドウの「×」ボタンをクリックすれば終了します。

監視操作端末 操作方法

画面解説
  1. 現在時刻
    MaitouAPC 内の現在日時です。制御時刻の基準になります。

  2. 残時間
    次の確定時刻制御までの残り時間です。状態によって、表示色が異なります。

    次イベントが正常な確定時刻イベント
    次イベントまでの残時間が白色で表示されます。

    次イベントが正常なアンタイムイベント
    一番最初にある確定イベントまでの残時間がシアンで表示されます。その前にあるアンタイムイベント群は、それまでに送出が終わるように TAKE する必要があります。

    次イベントがデュレーションイベント
    次イベントまでの残時間がオレンジで表示されます。デュレーションイベントに限り、一番最初の確定イベントまでの残時間がマイナス状態(過去)という異常状態になっていても、正常に残時間をカウントしてイベント進行します。

    時刻逆転イベント
    残時間はマイナス値となり、赤色で表示されます。永遠にこの確定時刻を迎えることはないため、手動で「SKIP」「強制TAKE」「Next指定」などの手動操作をして現在のイベント位置を変更するか、一番最初の確定イベントを未来時刻を変更しない限り、自動でのイベント進行は停止します。不正状態です。

  3. 枠 ID と枠名
    現在送出中の枠を示す「枠ID」と「枠名」を表示します。「枠ID」 は、4 バイトの数字部と枠の種類を示す 1 バイトの文字部で構成されます。数字部は、その枠の開始時刻に関連した値(”1900″等)を付与することを推奨しますが、単純に一日の中で一意の値であれば問題ありません。文字部は、その枠の種類を表すアルファベットを付与することを推奨します。

  4. 配信局名
    認証された配信局名が表示されます。アクティベーションを行えば設定ファイルに設定した配信局名が表示され、行っていない場合は「未アクティベーション」と表示されます。

  5. ロゴ表示
    操作監視端末のロゴ表示です。バージョンにより表示が異なります。クリックすると、クレジット表示やアクティベーションに必要となる ProductID を確認できます。

  6. 動作確認用アニメ
    端末ソフトウェアが動作していることを確認できるアニメーションが表示されます。バージョンによりキャラクターが異なります。

  7. 緊急操作ボタン群
    緊急時に手動で MaitouAPC を操作するためのボタン群です。

    誤操作すると送出事故になるため、通常は操作しても効かない inhibit(抑止)状態を表すグレー色になっています。「ボタン有効」ボタンを押せば通常色になり、操作できるようになります。再押しでグレーの inhibit 状態に戻ります。設定ファイルでの設定値により、緊急操作ボタンが常に inhibit となっている場合もあります。

    操作不可時 (inhibit)
    操作可能時

    各緊急操作ボタンを説明します。

    SKIP
    残時間を無視し、機器制御せずに強制的に次イベントに進行します。押下直後に進行します。次の制御の 3 秒前から制御までの間は、既にその制御が確定となるため一時的に SKIP 無効になります。

    強制TAKE
    残時間を無視し、機器制御した上で強制的に次イベントに進行します。イベント進行が押下 3 秒後に行われるケースでは上部の -3″ タリーが点灯、押下直後に行われるケースでは上部の 0″ タリーが点灯しています。次イベントがアンタイムイベントの場合、押下を促すためボタンがオレンジ色に点灯します。残時間が 30 秒未満になってもアンタイムイベント群が残っている場合、TAKE 忘れと判断して、警告のためにボタン点灯から点滅状態に変化します。なお、次の制御の 3 秒前から制御までの間は、既にその制御が確定となるため一時的に強制 TAKE 無効になります。

    HOLD
    時刻による自動でのイベント進行を停止させます。HOLD 中は HOLD ボタンがアンバーに点灯すると共に、イベント表示欄のトリガと時刻が赤色になり、自動ではイベントが進まないことを表示します。HOLD ボタンの再押下で解除されます。HOLD 中は MaitouAPC の時刻処理は停止しますが、SKIP、強制TAKE、Next指示、イベントデータの変更は可能です。なお、次の制御の 3 秒前から制御までの間は、既にその制御が確定となるため一時的に HOLD 操作が無効になります。

    LOAD
    イベントデータを強制的に再読込させます。通常、MaitouEDPS でイベント編集している場合は、データ変更が即時に MatiouAPC に反映されます。万一、反映されない場合や、直接イベントデータファイルを編集した場合等、強制的に MaitouAPC にデータの再読込を指示する場合に使用します。正常時には押下しても問題ありませんが、余計な負荷がかかりますので、必要時にのみ押下して下さい。なお、次の制御の 3 秒前から制御までの間は、既にその制御が確定となるため LOAD ボタンを押してもイベント変更されず、反映は当該イベントの制御後に行われます。

  8. 通常操作ボタン
    通常運用中に MaitouAPC をコントロールするためのボタンです。

    各通常操作ボタンの説明です。

    TAKE
    次イベントがアンタイムイベントの時、ボタンが有効状態となりオレンジ色に点灯します。この時、押下するとイベント進行します。残時間が 30 秒未満になっても TAKE されていないと、TAKE 忘れと判断して、ボタン点灯から点滅状態に変化して警告します。さらに残時間が 3 秒未満になると TAKE 無効状態に入り、直近の確定制御イベントまで飛び、そのイベントの制御に入ってしまいますので、それまでに必ず TAKE しておく必要があります。イベント進行が押下 3 秒後に行われるケースでは上部の -3″ タリーが点灯、押下直後に行われるケースでは上部の 0″ タリーが点灯しています。

    次イベントがアンタイムイベントでなければ、ボタン操作は無効です。この時、ボタンおよび -3″、 0″ タリーは全て消灯しています。

    ALARM
    アラームメッセージ表示欄に新しいアラームが表示された際に点灯します。

    アラームメッセージを確認して本ボタンを押下すると、アラームメッセージ欄がクリアされ、本ボタンも消灯します。

  9. アラームメッセージ
    障害や通知情報を発生日時と共に表示します。通知情報はメッセージに 【通知】 と表示されます。重大な障害が発生した際はメッセージ表示と共に表示欄の枠が赤色になります。ALARM ボタンを押下すると、内容および赤枠がクリアされます。

  10. ボタン無効
    緊急操作ボタンの inhibit 状態 (ボタン操作の有効/無効) を切替えます。但し、設定によっては、無効のまま切替できない場合もあります。

  11. Next指示
    MaitouAPC に対して、次イベント位置を強制的に変更したい時に押下します。

    押下すると、下記のウィンドウが開くので、指定したいイベントの「イベントコード」(5 桁の値)を直接入力します。イベントコードは、イベントデータ作成時の MaitouEDPS のデータに記載されています。画面に表示中のイベントに Next 指示するのであれば、イベント自体をダブルクリックしても Next 指示でき、その場合は「イベントコード」が自動入力されます。但し、次の制御の 3 秒前から制御までは、その制御が確定となるため一時的に Next 指示を受け付けません。なお、Next 指示は MaitouEDPS 端末でも行えます 。MaitouEDPS で行う方が、イベントクリックのみで簡単です。

  12. 監視イベント表示
    送出中のイベントと、直近 14 イベント分の内容が表示されます。送出状況の監視に使用します。詳細は次節で説明します。

イベント表示解説
  1. TRIG / TIME 欄
    そのイベントの発行条件を表示します。

    TRIG = 空白
    TIME 欄の時刻になると発行する時刻確定イベントです。

    TRIG = X または U
    TAKE ボタンの押下により発行するアンタイムイベントです。U トリガと X トリガは、MaitouAPC では同値として処理されます。この時、TIME 欄の値は意味を持ちません。

    TRIG = D
    直前イベント発行からの経過時間により発行するイベントです。経過時間が TIME 欄の尺に達すると発行します。

  2. Xp(クロスポイント)欄
    スイッチャーに切替制御するクロスポイント(Xp)を表示します。出力ラインが複数あれば、その分だけ表示されます。

    通常イベントの時
    黒背景にオレンジ文字で表示されます。

    CMイベントの時
    オレンジ背景に黒文字で表示されます。

    日替イベントの時
    一日の最終イベントを意味する日替イベントの際、青背景に白文字で表示されます。
    このイベント以降に当日のイベントデータがあっても認識されません。

  3. 送出機制御
    送出機に制御する素材アドレス、-3 秒制御、0 秒制御の内容を表示します。

    素材アドレス欄
    黒背景にオレンジ文字で素材アドレスが表示されます。

    送出機が再生中スタンバイに対応している場合、直近3素材にスタンバイ制御をかけます。スタンバイに成功した素材にはアンダーラインが表示されます。

    スタンバイに失敗した素材は赤色で表示されます。素材が無いので、早急に手配して下さい。その後、LOAD ボタンを押せば強制的に再スタンバイをかけられます。再生中スタンバイ未対応の送出機では、素材が無くても赤表示にはならないので注意して下さい。

    -3 秒、0 秒制御欄
    -3 秒前および 0 秒ちょうどに行う制御の内容が表示されます。このうち「スタート指示」と「フェードアウト/スタート」は -3 秒制御欄に指定しなければなりません。

    • BGオン
      音量制御に対応した送出機では、BGレベルに音量を落とします。

    • BGオフ
      音量制御に対応した送出機では、通常レベルに音量を戻します。

    • チェンジ
      スタンバイ/チェンジ方式の送出機では、素材チェンジ制御を行います。

    • ストップ
      再生中の素材を停止させます。-3 秒、0 秒どちらにも指定可能ですが、通常は 0 秒側に指定します。

    • スタート
      素材スタートを行います。通常、アドレス欄へのアドレスセットも必要です。

    • フェードアウト/スタート
      音量制御に対応した送出機では前素材をフェードアウトさせた後、素材をカットスタートします。通常、アドレス欄へのアドレスセットも必要です。

    • フェードアウト
      音量制御に対応した送出機では、フェードアウトの処理を行います。