MaitouAPCの設定

事前準備
  1. Lubuntu 14.04 LTS のマシンを用意して下さい。
  2. xinetd パッケージを追加します。
    # apt-get install xinetd
    
  3. NTP を設定して下さい。マシンの時刻が制御時刻の基準となります。
    # vi /etc/ntp.conf
    
  4. apc ユーザを追加します。MaitouAPC の実行ユーザとして使います。
    apc:x:10001:10001:MaitouAPC,,,:/var/maitouapc:/bin/false
    
  5. apc グループを追加します。MaitouAPC の実行グループとして使います。なお、apc グループに syslog ユーザを追加して下さい。
    apc:x:10001:syslog
    
インストール
  1. MaitouAPC の tarball (maitouapc-X.X.X.tar.gz) を /tmp 等の任意ディレクトリに展開します。
    % cd /tmp
    % gzip -dc maitouapc-X.X.X.tar.gz | tar xvf -
    
  2. ディレクトリに入ります。
    % cd maitouapc-X.X.X
    
  3. インストールします。
    # make install
    

    各ファイルが下記の場所にインストールされます(手動で行っても構いません)。

    【実行ファイル】
    maitouapc(MaitouAPC)→ /usr/local/sbin/maitouapc (root, root, 755)
    oadisp(監視操作サーバ)→ /usr/local/sbin/oadisp (root, root, 755)
    APCnset(Next指示)→ /usr/local/sbin/APCnset (root, root, 755)
    APChold(HOLDコマンド)→ /usr/local/sbin/APChold (root, root, 755)
    APCreload.sh(データ読込)→ /usr/local/sbin/APCreload.sh (root, root, 755)
    APCtake.sh(強制TAKE)→ /usr/local/sbin/APCtake.sh (root, root, 755)
    APCskip(SKIP)→ /usr/local/sbin/APCskip.sh (root, root, 755)
    【プロトコル拡張プラグイン】
    mapc_*.mod → /usr/local/lib/* (root, root, 755)
    【起動ファイル】
    conf/xinet.d/* → /etc/xinet.d/* (root, root, 644)
    conf/maitouapc.startup → /etc/init.d/maitouapc (root, root, 755)
    conf/maitouapc.rotate → /etc/logrotate.d/maitouapc (root, root, 644)
    
監視操作サーバ用の設定
  1. /etc/rsyslog.d/maitouapc.conf を作成して下記を記述
    #
    # MaitouAPC syslog setting
    #
    local0.debug            /var/log/maitouapc/apc.log
    local0.err		/dev/console
    
  2. rsyslogd を再起動します
    # /etc/init.d/rsyslogd restart
    
  3. /etc/services に下記を追記(xinted から起動される監視操作サーバポート)
    #
    # MaitouAPC OA-disp daemon
    #
    oadisp			19841/tcp               # MaitouAPC
    
  4. xinetd を再起動(監視操作サーバが起動します)
    # /etc/init.d/xinetd restart
    
  5. 下記の通りディレクトリを作成(ユーザ apc のホームディレクトリ)
    所有グループを Web サーバの実行グループと合わせ、MaitouEDPS が書き込めるよう権限付与します。

    # mkdir /var/maitouapc
    # chown apc:www-data /var/maitouapc
    # chmod 775 /var/maitouapc
    
MaitouAPC 本体設定
  1. /etc/maitouapc.conf を編集します(下記に述べる項目以外は変更しないで下さい)。
  2. ACTIVATE_CODE (発行されたアクティベーションコードを入力)
    ACTIVATE_CODE=XXXXXX-XXXXXX-XXXXXX-XXXXXX-XXXXXX
  3. MAIN_DEVICE_TYPE
    使用するスイッチャーのモジュール名を指定します。ファイル名の mapc_XXXX-A.B.mod のうち XXXX 部分がモジュール名です。スイッチャーが不要な場合は none を指定して下さい(下記は例)。
    対応デバイスとモジュール名は 対応デバイス を参照。

    MAIN_DEVICE_TYPE=pvs880s
  4. MAIN_DEVICE
    スイッチャーのシリアル制御ポートを指定(下記は例)。

    MAIN_DEVICE=/dev/ttyS0
    
  5. MAIN_DEVICE_DELAY
    スイッチャー制御のタイミングディレイ量を指定します (マイクロ秒単位)。但し、機器性能上、厳密に保てる訳ではありません(下記は例)。最初は 0 に設定して動作確認後、タイミング調整して下さい。遅らせる方向にしか設定できません。

    MAIN_DEVICE_DELAY=0
    
  6. MTX_LINES
    スイッチャーの出力ライン数を指定 (不使用時は 1 に設定して下さい)。

    MTX_LINES=3
    
  7. MTX_XP_LIST
    スイッチャーのクロスポイント (Xp) に対し制御データ用に付与する Xp コードを列挙。各コードは 4 文字以内で、カンマで区切ります(下記は例)。

    MTX_XP_LIST=P1,P2,P3,P4,P5,P6,P7,P8,--,CLO
    
  8. SUBSYSTEMS
    使用する送出機の台数を指定 (0〜3)(下記は 3 台の例)

    SUBSYSTEMS=3
    
  9. SUB_DEVICE_TYPEn
    各送出機のモジュール名を指定します。モジュールファイル名の mapc_XXXX-A.B.mod のうち XXXX 部分です。n は送出機番号で 0 からの番号になります(下記は mpd を 2 台、SONY VTR を 1 台の例)。
    対応デバイスとモジュール名は 対応デバイス を参照。

    SUB_DEVICE_TYPE0=mpd
    SUB_DEVICE_TYPE1=mpd
    SUB_DEVICE_TYPE2=vtr9
    
  10. SUB_DEVICEn
    各送出機の制御用ポートを指定します。n は送出機ナンバーで 0 からカウントします(下記は mpd を 2 台、SONY VTR を 1 台の例)。下記は、送出機 0, 1 が TCP 接続の設定例。送出機 2 が /dev/ttyS1 のシリアル通信の設定例。
    シルアルポートの場合は、デバイスファイル名を指定。
    TCP 接続の場合は「IPアドレス:ポート」の書式で指定。

    SUB_DEVICE0=192.168.168.1:6600
    SUB_DEVICE1=192.168.168.1:6601
    SUB_DEVICE2=/dev/ttyS1
    
  11. SUB_DEVICE_DELAYn
    各送出機の制御タイミングに入れるディレイ量を指定します(マイクロ秒単位)。但し、機器性能上、厳密に保てる訳ではありません(下記は例)。最初は 0 に設定して動作確認後、タイミング調整して下さい。遅らせる方向にしか設定できません。

    SUB_DEVICE_DELAY0=0
    SUB_DEVICE_DELAY1=0
    SUB_DEVICE_DELAY2=0
    
デバイスを接続
  1. シリアル制御デバイスがあれば、設定した通りのシリアルポートに繋ぎます。
  2. 送出機として MPD を使う場合は、MaitouAPC を起動する前に MPD をセットアップして下さい。
  3. TCP 制御デバイスがあれば、ネットワーク上に接続し、設定通りの IP アドレス, ポートで Listen させます。
MaitouAPC の起動
  1. 起動します。
    # /etc/init.d/maitouapc start
     * Starting MaitouAPC maitouapc
    現在時刻は? (0) 00:00~24:00 (1) 24:00~32:00 :
    
  2. 現在時刻が 8〜24時なら 0 を入力して return を押します。
    0〜8時で前日のまま日替前 (24〜32時) であれば 1 、日替後 (0〜8時) であれば 0 を入力。
  3. 未アクティベーションの場合
    Wrn act.c(101)        [監視] ProductID="XXXXXXXX-XXXXXXXX-XXXXXXXX-XXXXXXXX-XXXXXXXX" に対するアクティベーションコードを設定ファイルに入力して下さい
    

    と表示されます。アクティベーションをしない場合、当日中は使用できますが日替(または32時)で動作を停止します。一日ごとに再起動すれば継続して使用できます。アクティベーションを行えば日替後も動作を継続します。アクティベーションをする場合は、表示された ProductID をメモして アクティベーション を参照下さい。